孑孑
ぼうふらは せたけのてんちでことたりる
洗面器に取った卵から孵ったメダカの稚魚がたった一匹生き残っています。
一時何匹ものボウフラが発生。
稚魚に害はないのですが、浮き上がってくるのを掬って親メダカの鉢に入れてやると、
大喜びで食べていました(;^_^A
稚魚はまだボウフラとたいして変わらない大きさなので一緒にしたら食われてしまう。
早く大きくなってほしいな・・
ぼうふらは せたけのてんちでことたりる
洗面器に取った卵から孵ったメダカの稚魚がたった一匹生き残っています。
一時何匹ものボウフラが発生。
稚魚に害はないのですが、浮き上がってくるのを掬って親メダカの鉢に入れてやると、
大喜びで食べていました(;^_^A
稚魚はまだボウフラとたいして変わらない大きさなので一緒にしたら食われてしまう。
早く大きくなってほしいな・・
ぬれための かっぱはあのこかわびらき (地)
「川開」、河童の句もけっこうありましたね。
溺れた子は河童になる、という言い伝えを聞いたことがあり、
私の中では河童は悲しい生き物?です。
ありがとうございました<(_ _)>♪
「怖い句」と言われると何より嬉しかったりします(#^.^#)
マスケラのがんかそこなしはるのやみ
(※マスケラ=マスク、写真はヴェネティアン・カーニバルのマスケラ)
私の大好きな金原まさ子さんの第四句集、予約しておいたamazonから届きました。
第三句集から2年、102歳になられた金原さん、
すでに半分魔界に住んでいらっしゃるのではないかと思うほど、
その独特の俳句世界はますます妖しく恐ろしく美しく、魅了されっぱなしです。
青大将箪笥の前で臈たける
鶴帰るとき置いていきハルシオン
ときどき叫びつくしんぼ摘む女
長き夜の不眠の馬と酌む酒は
金原さんの本は私にとっては甘い毒薬。
毎晩ひと匙づつ嘗めれば致死量には至らない(笑)
いきいそぐなかれあきちょう ていじょのき
今、夏のよりずっと小型の揚羽蝶がたくさん飛び回っています。
翅の模様も同じなのに、秋生まれは小型になるのでしょうか?
せわしなく飛びまわり、カップルもいて恋もしているようです。
当分お天気が続くといいけど・・・。
9月20日「汀女忌」
1988年88歳で没。
とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな 汀女
当地も今、そんな感じです♪
「河童忌」は昭和2年、自殺した芥川龍之介の忌日です。
もちろん彼の作品「河童」から採られていますが、
我鬼という俳号を持っていたので、「我鬼忌」とも。
新潮文庫の「河童・或阿呆の一生」には
晩年の我が身を削りとるような鬼気迫る作品が収められていて、
読んでいると息苦しくなってきます。
「蜘蛛の糸」のような子ども向けの短編も多いですね。
私の好きなのは「トロッコ」
塵労(じんろう)に疲れた彼の前には今でもやはりその時のように、
薄暗い藪や坂のある路が、細細と一すじ断続している。…………
このラストの強烈な印象は今でも忘れ難いです。
俳句ではやはり名句と言われる
枯がらしや目刺にのこる海のいろ
兎も片耳垂るる大暑かな
なんてほほえましい句もありますね。
河童忌や夜の畳に迷ひ蜘蛛
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